“frog”する? “tink”する? 〜新人スタッフのつぶやき〜

はじめまして!10月よりITORICOTのスタッフとなりました新人のWです。
今回初めてblogを担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!
ITORICOTで働き始めて2週間が経ちましたが、
まず感じたのが、糸に対する社内全員の気持ちがとてもアツいこと!
各工場から仕入れた糸を、より素敵な形でお客様にお届けできるよう、
アイデアが次から次へと生まれていきます。
たとえば、
「こういう糸を作りたいな~」
「だったら、こういう組み合わせで引き揃えてみたら?」
「じゃあ、ネーミングはこういうのでどう?」
という感じで、驚くべきスピードであっという間に商品が開発されていきます。
しかも、どの糸もとても個性的で、
お客様に糸を楽しんでいただきたいというスタッフの思いが込められています。
その中で、私の一推しはこれ!
MOFUTシリーズ(モヘア混ソックヤーン)
モヘアを引き揃えたソックヤーンの新作です。
その名のとおり、洗いをかけるとモフモフに♪
とても肌触りがよい編み地です。
色も鮮やかで、引き揃える糸を工夫したスタッフのアイデアがつまった商品です。
他にもオリジナリティがあふれる商品がたくさん揃っています!
ITORICOT は一宮リテイルさんやイトマ!さんへの出展など、イベントが目白押し!
店舗・イベント会場・オンラインショップで、ぜひお好みの糸を探してみてくださいね!
さて、話は変わり…
私は ravelry などの海外の編み物サイトを見るのが好きでして、
英語の編み物サイトを見ていると、よくこういう表現を見かけます。
“I frogged everything I’ve knitted...”
「編んでいたものを全部frogしたわ…」
frog...
カエル⁉
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
frogは英語の編み物用語で「糸をほどく」ことなのです。
本来、「糸をほどく」は”rip”という動詞なのですが、
カエルの鳴き声 “ribbit, ribbit ” が “rip it, rip it” に似ていることから、
このような用語が生まれたようです。
他にも、棒針編みの間違いを直す動詞として、”tink”があります。
“I found a knitting mistake, so I tinked some stitches.”
「編み間違いを見つけたから、数目tinkしたわ」
tink って、think のスペルミス?
ではなく、T-I-N-K を逆から読んでみると…
K-N-I-T !!
knit は「表目を編む」ことですから、
tink とは「棒針編みで1目ずつ戻る」なのだそうです。
おもしろいですよね~。
これからも、編み物にまつわる外国語や海外のあれこれをご紹介していきたいと思いますので、
お付き合いいただければ嬉しいです!