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記事: モヘアの洗いについて

#糸や編み物

モヘアの洗いについて

こんにちは!

真夏のモヘア祭り始まっております。

ITORICOTのモヘアは工業糸なので最後に必ず洗いで縮絨する必要があります。

今日はモヘアの洗いについて....!

 

ITORICOT中の人ですが、工業糸の洗いを極めたい!と

日々、家でスワッチを作って洗いまくっております。

工業糸の基本的な洗い方については、こちらから!

 

ここからはかなり個人の好みが入っておりますので、参考程度に読んでいただければと思います。

 

モヘアを編むにあたって大切なのは度目を甘くふんわり編むということなのですが、

こちらは1/13×2Pを8号棒針で編みました。

そしてこちらは4号棒針で編んでおります。

お好みもありますし、8号針の時は結構透けを感じます。

透けを感じすぎる時は1本ウールを足していただくのもおすすめしております。

土台はしっかりしているのに毛はふわっとしていい感じになります。

 

さて洗いのお話ですが、、、最初に数分漬け置きしていただき

洗剤を入れての洗いの時ですが、工場では量産を見越して必ず残布等を入れて洗っております。

モヘアも他のものと擦れて毛が出るので、何か布(ハンカチとかでもいいと思います。)と一緒に洗うのがいいと思います。

そして洗濯機をイメージして、たらいや洗面台で洗ってるときにみずを円を描くように手で回しております。ざぶーん(右回り)ざぶーん(左回り)というような感じです。

何分間洗うかはそれぞれですが、私はモヘアカシミヤの場合は5分程度洗っています。

そして、すすぎは軽くすすぎます。

 

 

ここからはお好みですが、、、、

私は、カシミヤやモヘア獣毛の場合は必ず柔軟剤を使用しております。柔軟剤を使用するときにほんの少し人間用のドラッグストアで買ったリンスを混ぜています。

柔軟剤だけを使用するより、ふわふわ&ぬめり、しっとり感が出てピカピカの毛になります。初めてリンスをいれたときはやっぱり人間の毛も、動物の毛も一緒なんだな~と感動しました。気になる方は試してみてください!

その後は日陰で平干ししています。(カシミヤ等縮みのすくない素材はタンブラー乾燥するとさらにぬめりが出ます)

是非、いろいろ試して研究していただければと思います!

工業糸のコーンのガサつきから考えられないほどふわふわになりますよ。

 

 

乾かした後に表面にブラシでさらに毛羽立たせて、綿あめのようにふわふあわにするのもおすすめです。

画像ではわかりづらいですが、、、

こちらは乾いた後にブラシで少し起毛させています。ふわふわ軽く仕上がってとてもかわいいです!こういうのもお好みで試していただければと思います。

 

ITORICOT店舗にはモヘアはまだたくさんご用意しております。週末に向けて、一緒に引き揃えられるウールなどもご用意しますので、ぜひ店舗にもお立ち寄りいただければと思います。

 

オンラインストアにも随時UP予定ですので、お楽しみにお待ちください。

 

 

 

 

 

 

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