ITORICOTオリジナルヤーン<3/20 リュミエール>

この度、初めての
ITORICOTオリジナルヤーンを作りました!
<3/20 リュミエール>
ウール100%
梳毛(そもう)のウールです。
オリジナルヤーンを作るにあたり、絶対に梳毛にしたいと強い気持ちがありました。
ぜひ皆さんに梳毛(そもう)を知っていただき、梳毛の良さを広めたいと思っております。
少し粗野で表情が出る紡毛も大好きなんですが、梳毛は知れば知るほど奥が深く、メリヤスを極めたい!という気持ちになります。
糸には紡毛(ぼうもう)と梳毛(そもう)があり、大まかに分類すると紡毛はふわっと毛羽が立っていて、梳毛は表面がツルっとしています。梳毛はワタの状態でコーミング加工をしており、ウールの毛羽を取っています。ウールの繊維が一方方向を向いているため、ツヤツヤと光沢があり、目づらがとてもきれいに揃います。
百貨店の棚に置いてある、薄手のなんだか美しいセーターは梳毛のウールを使用していることが多いです。紡毛と違って毛羽が少ないので、紡毛より糸が細く編地が薄く上がります。
この糸は20マイクロンのウールにクロイラスター加工という防縮加工をしているウールを原料にしています。スライバーの状態で塩素で毛羽を落とすという加工で、オフスケールが一番強い状態になっております。表面のチクチクがなく大変なめらかな仕上がりです!
縮みづらく毛玉になりにくいという性質はありますが、洗ってもそんなに縮まなく目がつまらないので注意が必要です。洗いで柔らかくなりますが、糸のふくらみは出ません。洗わなくてもスチームで風合いを出すことは可能です。
個人的な感想ですが、番手よりかなり細く感じますので、ミニチュアニッターさんにもいいのではないかと思います。毛羽がちょうどいい感じの梳毛のほうが実は編みやすく、写真で接写した時の写りがいいのではないかと思います。ぜひお試しいただきたいです!
そんなRWの糸に、今回ITORICOTオリジナルでスタッフ全員集合で色を付けました。
冬にもコートの中はきれいな色のニットを着たい。きれいな色をコーディネートに入れたいという気持ちがあふれた10色展開になっております。冬色なにそれ?トレンドなにそれ?私たちが欲しい色です!
糸の名前はフランス語で灯りやライトを意味するLumiere(リュミエール)と名付けました。ぜひコーディネートに灯りがともればいいなあ。みんなが楽しくなるニット製品になってほしいという想いを込めて...!
とっても気になる梳毛ウールのリュミエール!!!!
ウールでありながら、シルクのような光沢、滑らかさ体験してください。
ぜひ皆様に、編んでいただきたいです。
店頭では9月17日(土)より
オンラインでは9月20日(火)より展開する予定です。
よろしくお願いいたします。